@article{oai:k-junshin.repo.nii.ac.jp:00000090, author = {有村, 信子 and アリムラ, ノブコ and Arimura, Nobuko}, journal = {研究紀要}, month = {Jan}, note = {P(論文), 不登校等の調査によると,全国的に保健室登校の児童生徒が年々増加してきていることが指摘されている。そこで,本研究では保健室登校を経験した人を対象に,その体験について語ってもらい,経験した人の側から保健室登校の意義を実証することとした。その結果,7事例から共通して言えることは,まず養護教諭による「無条件の受け入れ」であり,そのことで生徒の心に安心と自信が生まれ,自己肯定感が高まり次のステップに進むことができるようになった。その上で,養護教諭の「聴く」ことを主とするカウンセリング・マインドをもった対話姿勢により,自己への気づきや自己との向き合いが可能となり,徐々に自分を語り自分が見えてくるようになる。さらに,友達との交流や関係ができてくることでコミュニケーションスキルや社会性が育ち始めたり,自己表現できる何かに取り組むことで自信と自立心が同時に育つようになったりするという意義が明らかになった。}, pages = {19--34}, title = {保健室登校の教育的意義 : 保健室登校を経験した人への面接調査の分析}, volume = {36}, year = {2006} }