@article{oai:k-junshin.repo.nii.ac.jp:00000457, author = {佐々木, 亘 and ササキ, ワタル and Sasaki, Wataru}, journal = {研究紀要}, month = {Jan}, note = {P(論文), トマス・アクィナスによると,人間は,自らを目的へと動かす主権にもとづいて,理性的本性を有する個別実体としてのペルソナである。このことが,人間の尊厳や人権思想の根源となる。その一方,共同体とペルソナは全体と部分の関係にあり,「共同善は,共同体のうちに存在している個別的な個々のペルソナにとっての目的である」。したがって,個としてのペルソナを,その超越性を保持しながら,全体である共同体へと,そして共同善へといかに秩序づけるかが,大きな問題として捉えられる。その解決には,「目に見えないものにも襟を正す心の回復」が,何より求められるのである。}, pages = {1--10}, title = {個と自然法-トマス・アクィナスの倫理思想における自然法の位置づけ-}, volume = {44}, year = {2014} }