@article{oai:k-junshin.repo.nii.ac.jp:00000265, author = {吉田, ゆり and ヨシダ, ユリ and Yoshida, Yuri}, journal = {研究紀要}, month = {Mar}, note = {P(論文), 平成9年,聴覚言語士が国家資格となった。発達障害児においても言語面における指導・訓練の在り方が検討されている。本論では,聴覚言語士資格の前身のひとつである臨床言語士資格の考え方に基づき,発達障害児療育の中に位置づけられる言語訓練・指導についての一考察を行う。手法として,筆者がSTとして関わった発語のない年長自閉症児(当時12歳)の事例をとりあげ,母親の出版した手記・ST自身の記録(特に主観的部分)を資料とした。この事例は,既に幼少から充分な療育が継続されており,家族の療育力も非常に高い,一見困難性の低い事例であるが,12歳から行った言語指導・訓練のなかで母親の療育観と異なる方法を取り入れざるをえないことになった。この状況で,STが行うべき業務は何か。幸い,一定の効果を挙げることが出来,STと本児・母親とも充分な関係を築いて終了した。この事例を通して,指導・訓練における原則について検討する。}, pages = {73--91}, title = {療育を選ぶということ : STとして関わったある自閉症児の事例を通して}, volume = {30}, year = {2000} }