@article{oai:k-junshin.repo.nii.ac.jp:00000246, author = {西之園, 君子 and 中村, 民恵 and ニシノソノ, キミコ and ナカムラ, タミエ and Nishinosono, Kimiko and Nakamura, Tamie}, journal = {研究紀要}, month = {Jan}, note = {P(論文), 大島紬は鹿児島が誇る伝統工芸品で,世界で最も精巧緻密な絣織物として,また日本の代表的な高級絣織物として名声を博している。大島紬は絹練撚糸を用いた先染めの絹織物であり精巧な絣文様は,織締め絣技法と泥染め染色法によって表現される。これは締機という手織り機の画期的な開発によるもので,1ミリの狂いのない絣締が精巧な絣を作り,また製織は絣の経と緯糸を正確に交叉させるために熟練と優れた技を必要とする。  緻密な絣は絣の密度と経と緯糸の配列によって構成され,絣の密度の高いものほど高級品となる。現代では基本となる密度の細かい十字絣は絣合わせが難しく手間がかかることからカタス式のT字絣が多く見られる。絣糸の密度と経と緯の配列の違いによってどのような違いが見られるのか調べた結果, 伝統工芸品は手間のかかる高度な技に,伝統の美と品質の良さが秘められているといえる。}, pages = {57--66}, title = {鹿児島の伝統工芸品「大島紬」に関する研究(第1報): 精巧な絣文様}, volume = {34}, year = {2004} }