@article{oai:k-junshin.repo.nii.ac.jp:00000216, author = {三浦, 嘉久 and ミウラ, ヨシヒサ and Miura, Yoshihisa}, journal = {研究紀要}, month = {Jan}, note = {P(論文), 司馬遼太郎『坂の上の雲』は,「坂の上」に浮かんだ「雲」をみつめて坂をのぼってゆく秋山好古(1859-193 0),真之(1868-1918)兄弟と正岡子規(1867-1902)という若者たちの青春群像の物語である。  岩崎行親(1857-1928),内村鑑三(1861-193 0),宮部金吾(1860-1951),新渡戸稲造(1862-1933 )らもこのような若者たちであった。  この二つのグループの年齢層は秋山好古,岩崎行親,内村鑑三,宮部金吾および新渡戸稲造がほぼ同年代で,秋山真之と正岡子規が同年代になる。彼らは明治青年として一つの世代に属すると言ってよいだろう。彼らには共通するものがあり,それは明治のナショナリズムであった。  本稿は,岩崎行親および彼の友人たちがそれぞれの「雲」を見付けて共に坂を上りつつ峠近くまで来た歩みを記述するものである。}, pages = {19--34}, title = {岩崎行親の生涯と札幌農学校⑴ : ある国粋主義者の札幌農学校教育に対する受容と抵抗}, volume = {42}, year = {2012} }