@article{oai:k-junshin.repo.nii.ac.jp:00000112, author = {佐々木, 亘 and ササキ, ワタル and Sasaki, Wataru}, journal = {研究紀要}, month = {Jan}, note = {P(論文), トマス・アクィナスは,「自然法」を「それによって然るべきはたらきと目的への自然本性的な傾きを有するところの,永遠なる理念」の分有として位置づけ,「習慣がそれに属するところの原理」としている。「善は実行すべき,追求すべきものであり,悪は避けるべきものである」ということが法の第一の規定であり,かかる自然本性的な傾きの秩序に即して,自然法の規定に関する秩序は存する。いかなる人間にも理性に即して行為することへの自然本性的な傾きが内在しており,その限りにおいて,すべての徳のはたらきは自然法に属している。自然法の規定に即して徳へと秩序づけることが一人一人の実存的な課題なのであり,そこに自然法の可能性が成立しているのである。}, pages = {1--18}, title = {自然法と共同体 : トマス・アクィナスにおける自然法の可能性について}, volume = {38}, year = {2008} }