@article{oai:k-junshin.repo.nii.ac.jp:00000106, author = {古田, 聡美 and フルタ, サトミ and Furuta, Satomi}, journal = {研究紀要}, month = {Jan}, note = {P(論文), 2006年の先行研究で,高校生570名に対して,月経随伴症状の程度をVAS(Visual Analogue Scale)を用いて調査した1)。全体の86%が何らかの月経随伴症状を訴え,そのうち「日常生活に影響がある」と答えたのは51.3%であった。「鎮痛剤を服用する」と答えた被験者も33%あった。VASによる痛みの評価では,「鎮痛剤を服用する」痛みとしてVAS値は60以上であった。これは見松らの腰椎椎間板ヘルニアの入院時の痛みの程度と同程度であった2)。そこで,月経随伴症状を軽減する簡単な方法はないかと考え,社団法人日本家族計画協会発行の「マンスリービクス」(別名:月経体操)に着眼した。K短大生,K看護専門学生1年生261名を対象に,月経の実態についてアンケート調査を実施した。そのうち「日常生活に影響がある」と答えた学生で,協力を得ることができた66名にマンスリービクスを実施してもらい,最も痛みの強いときにVASを記入してもらった。月経3周期分を集計・分析した。合計で102周期が回収できた。その結果,ビクス開始前のVASの平均値は43.1±25.7であったが,開始後1周期目40.3±29.0,2周期目33.4±27.2,3周期目33.4±25.7と低下傾向がみられた。開始前と2周期目,開始前と3周期目,1周期目と2周期目,1周期目と3周期目に有意差が認められた。マンスリービクスは身体症状だけでなく精神症状についても軽減効果があった。}, pages = {109--122}, title = {月経随伴症状の軽減へのマンスリービクスの効果について : 即時的VASによる検討}, volume = {37}, year = {2007} }